いよいよ「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。完」 がクライマックスですね。
2013年4〜6月、2015年4〜6月、2020年7〜9月の3シーズンの長きにわたり、中二病患者の癒しになっていた本作もあとわずかになりました。寂しい…
もしもまだ知らない人、1度も観たことがない中二病患者や予備軍がいたら一大事なので簡単に説明しときますね。
物語の舞台は千葉。
(作者が千葉出身なんですね)
なのでやたらMAXコーヒーが出てきます。木更津キャッツアイ以来のメディア露出ですか(笑)
主人公の比企ヶ谷八幡(声:江口拓也)と雪ノ下雪乃(声:早見沙織)、由比ヶ浜結衣(声:東山奈央)の3人がおりなす学園ラブコメです。
なぜか神奈川県の地名が主人公の苗字になっていますね。千葉なのに。
さておき、
この主人公の比企ヶ谷八幡のこじらせレベルが見ものです。
鋼鉄のメンタルを持っているので、ひとりぼっちも誤解されてもヘッチャラな芯のブレない痛い奴なんです。
(ただし救いなのは姿勢が終始一貫しているので観ていて好感は持てます。)
クラスでもいつも1人、空気を読まない発言も厭わない、我関せずを貫いていた学園生活に突如変化がおきます。
担任の教師に奉仕部(ボランティア活動というよりは問題解決を依頼される相談所?)に入るように強制され、そこで出会ったのが本作の一人目のヒロイン雪ノ下雪乃です。
彼女も主人公同様に独りぼっちを厭わない偏屈で厭世的、ただし見た目が美少女…
2人は奉仕部の活動でどっちが多く問題を解決できるか勝負をします。
その最初の依頼に現れるのが共感性が高いあまり周りの意見に合わせてしまう、自分が出せない悩みを抱える(主人公と同じクラスの)もう一人のヒロイン由比ヶ浜結衣で、彼女もそのまま奉仕部に居ついてしまうという流れです。
このアニメの見どころは、
反目しあう関係から始まり、時間や経験を共有し、お互いを認め合う展開。
あえてタイトルを否定するやはり学園ラブコメの王道です。
これは私の主観ですが、おそらく声優の早見沙織と東山奈央の出世作兼代表作になるのではないでしょうか。(今や押しも押されぬ人気声優ですが)
エンディングテーマも2人が歌いますので、必聴ですね!
3シーズンのアニメ放送ですが、基本ずっと高2です。
それくらい時間軸がゆったりしてますので季節感も出ています。
なのでもうすぐ終わってしまう事実を受け止めきれない…
ライトノベルからのアニメ化なので、ライノべ特有の文字数の多さが口数の多さになってますが主人公の性格が偏屈でいい感じのセルフ突っ込みがあるのでそんなに気になりません。(リゼロみたいに疲れません)
海辺の高校で、17歳くらいからやり直したい…なんて考えちゃう。
そんな素敵な高校生活にあこがれる作品です。
Amazon prime videoで前作のアーカイブも出来ますので是非観てくださいね!
#やはり俺の青春ラブコメは間違っている。
#俺ガイル