2020年10月開始のアニメの放送が終わりましたね。
早速、独断と偏見で最終ランキングを報告します。
異色作も多かった今期作品を振り返りながら、まとめてみました。
みなさんはどうでしたでしょうか?
(C)竹内良輔・三好 輝/集英社・憂国のモリアーティ製作委員会(アニメージュプラス)
まずは11月3週時点のランキングのおさらいです。
0.前回ランキングのおさらい
1位 憂国のモリアーティ (前々回3位 ↑)
2位 無能なナナ (前々回2位 →)
3位 いわかける! (前々回8位 ↑)
4位 キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 (前々回9位 ↑)
5位 安達としまむら (前々回1位 ↓)
6位 魔女の旅々(前々回6位 →)
7位 100万の命の上に俺は立っている(前々回7位 →)
8位 神達に拾われた男(前々回4位 ↓)
9位 アサルトリリィBOUQUET(前々回5位 ↓)
10位 神様になった日(前々回圏外 ↑)
1.最終ランキングTOP5
1位 憂国のモリアーティ (前回1位 →)
(お恥ずかしい話)実は始まる前にノーマークだった作品です。
回を重ねるごとにシャーロック・ホームズに繋がるエピソードに発展し、当時のイギリスの時代背景や社会構造も丁寧に織り込まれ、絶賛の内容でした!
そして2021年4月からは2クールが放送されます。
待ち遠しいのでコミックスを全巻買いを検討したいくらい、良作でしたね。
2020年のアニメ総合でも1位の名作です。
今からでも是非見てほしいおすすめ作品ですよ。
2位 無能なナナ (前回2位 →)
何といっても初回の展開が秀逸でした。
異能力バトル系アニメと思わせて、本筋は無能力者が主人公のシナリオ。
キョウヤとの心理戦も含め、大満足の内容でした。
最終回は悲しい終わり方でしたが、原作コミックス次第では2期放送の可能性も高いと思います。
まだまだ未回収の伏線があり、物語の最後まで気になりますね。
※まだ観てない方は、まずは第1回だけでも観てほしい作品です。
3位 キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 (前回4位 ↑)
これほど恥ずかしげもなく、惜しげもなく、王道の展開を突き進んだアニメがあったでしょうか?
回を進むほど評価が上がった不思議な作品で、壮大なドラマのプロローグでした。
何といってもベタな展開に、作者の強い意志と潔さを感じました。
ライトノベルは継続しており、物語の結末も是非ベタでお願いしたい非常に見やすい作品です。
4位 いわかける!-Sport Clinbing Girls- (前回3位 ↓)
クライミングをテーマにした初めてのアニメでした。
How toとしても使えるほどの情報量と毎回主人公の成長を感じられる気持ちのよい作品です。
それほど大きな盛り上がりがなくとも、安定した面白さと内容が光ります。
これからクライミングを始めたい人にも是非見てほしい、清々しいアニメです。
スポーツに没頭する女子はいいですね!
2期があれば絶対観たいです。
5位 100万の命の上に俺は立っている(前回7位 ↑)
最初は異世界ものとして、ゲームの世界に囚われてしまう展開。
実は異世界ではなく、パラレルワールドだったというストーリーで第1シーズンは幕を下ろしました。
内容的にも奇跡を信じず、ゲームミッションのために腹をくくる主人公たちに好感が持てました。
リゼロのような死なないこと以外は特別な能力もなく(職業などの設定はありますが)、むしろ頭を使ってミッションをクリアしていく様はミステリー作品のようでもありましたね。
特段何が気になるかというわけではないですが、とにかく今後の展開が観たくなるのが不思議です。
気がついたらハマっていた作品って、私の中では今後名作になる傾向があります。
2.6位以下のランキング
6位 魔女の旅々(前回6位 →)
安定したエピソードと1話1話の完結が心地よかった作品。
この設定なら無限にエピソードを作れる可能性があります。
その分、盛り上がる展開はありませんでした。
求めるベクトルが難しく、安心感と物足りなさを両立した不思議な魔女の話。
作画は可愛かったです。
7位 安達としまむら(前回5位 ↓)
叙情感たっぷりな思春期の冷静な語りとふんわりしたGLで始まった初回は期待させるものがあり、初めのランキングでは1位の期待作でした。
ただし、回を重ねるにつれ徐々に鈍痛を感じ始め、最終的には観るのが辛くなるほど疲弊させられた珍しい作品。
私のメンタルには堪えました(笑)。
8位 神達に拾われた男(前回8位 →)
何もかも順調で、いい人しか出てこない珍しい作品。
日曜日の夜にちょうどいい、心が温かくなる異世界スローファンタジー。
故に記憶に残らない可能性が高いです。
もう少し転生前のリョーマを見たかった…そのギャップを楽しみたかった…かな。
9位 くまクマ熊ベアー(前回圏外 ↑)
捉えどころのないユルい作品。
良いところはNoストレスで観れるところ!
チート系アニメとしてはありきたりでしたが、未回収だった実世界のユナのエピソードやVRMMO内の謎はこれから2期放送で触れてくれるのか?
とりあえず2期は観たいです。
10位 アサルトリリィBOUQUET(前回9位 ↓)
放送開始をピークに徐々にランクを下げた作品。
登場人物が多く、キャラクター渋滞が起こりましたが不思議と最後は見分けがつくほどなじんできます。
スマホアプリやグッズ、舞台などメディアミックスして大きく育てたい意図が透けて見えた段階でアニメの完結度に疑いが発生してしまいましたね(笑)。
映画でもいいので、しっかり謎を回収して完結させてほしいです。
3.番外編 神様になった日(前回10位)
今期としては珍しいオリジナル作品。
期待値が高かっただけに、ストーリー展開や終わり方は納得していません。
ただし、最終回の放送後に一番リアクションがあった作品でもありました。
決して駄作ではありません。
(↓ この記事がブログ中で一番読まれました。)
以上、今シーズンもお疲れ様でした。
未視聴の「アクダマドライブ」を高評価している方もおられ、近日全話観たいと思います。
みなさんにとって名作と出会える期になったでしょうか?
私はノーマークだった「憂国のモリアーティ」と出会えただけでも今期のアニメの価値がありましたね。
そして2021年は期待作揃いのシーズンになること間違いなしです。
「転スラ」「約束のネバーランド」「五等分の花嫁ff」以外にも、どんな名作アニメと出会えるか楽しみです。
では、良いお年を!
(↓以下、参考にして頂ければ私が勝手に喜びます。)