2021年4月スタートの新作アニメはどうですか?
大体の方向性も分かってきて、継続視聴の作品も固まってきましたね。
そこで、ここまでの放送で面白かった作品を私的ランキング形式でBEST10にしてみましたよ。(新作アニメ中心です。)
まだまだ間に合うと思いますので是非参考にしてくださいね。
- 1. 86-エイティシックス-
- 2. ましろのおと
- 3. 不滅のあなたへ
- 4. Vivy-Fluorite Eye's Song-
- 5. スーパーカブ
- 6. ひげを剃る。そして、女子高生を拾う。
- 7. 恋と呼ぶには気持ち悪い
- 8. 東京リベンジャーズ
- 9. SSSS.DYNAZENON
- 10. 聖女の魔力は万能です
- 雑感
前回のランキングも転載しておきます。
1. 86-エイティシックス-
やはり今期のアニメ作品の中ではズバ抜けて面白い!
1話1話をレーナ側の視点と86側の視点で描き、壁の内側と外側での置かれている状況を対比させているストーリーが圧巻です。
死に直面する恐怖の中で、少年少女たちは戦時下であってもたくましく生きる様を緊張感と共に魅せています。
特に良かったのが第3話でした。
以下3話をPick upした記事を転載しておきます。
2. ましろのおと
津軽三味線の音の魅力と不器用な主人公の津軽弁が相まって、物語としても非常に楽しめる作品です。
才能あふれる雪と部活として素人が始める津軽三味線の難しさや人間関係を両立させることで、厚みのある展開が並走するように進んでいますね。
今後は大会でのライバルたちの存在がどのように雪を成長させるのか、どんな演奏をするのかが気になります。
3. 不滅のあなたへ
第1話の放送時には、オオカミの目線で楽園を夢見る少年の儚さが強調され、主人公を取り巻く人間模様が中心に描かれるオムニバスの作品になるのかと思っていました。
(すいません、この段階ではあまり面白いと感じませんでした。)
この設定ではあまり盛り上がる展開にならないかと思っていましたが、2話3話以降で評価は一変しましたね。
尻上がりに成長していく主人公フシとその能力による介入によって物語が進んでいく興味深い作品。さすがEテレ!
今後の展開が気になる不思議な世界観のストーリーに目が離せませんね。
4. Vivy-Fluorite Eye's Song-
100年の先から来たマツモトによって、悠久の時間を持つAIの主人公Vivyが断続的に人間たちとその未来を救う物語。
最初にステージで出会った少女の辿る経緯や、AIと人類の歴史的なターニングポイントを100年という単位で介入していく構成が興味深いですね。
タイムリープのご都合主義とはいかない、Vivy自身の蓄積していく思いは、すでにAIのそれとはかけ離れた何かを感じます。
100年というタイムテーブルでももう半分程度まで到達していることから、後半の展開はもはや当初の予定とはズレが生じ、最終的な目的のみ明確な展開ではあるものの、微妙な変化がどのように未来を変えていくのかも注目してみたいです。
5. スーパーカブ
お洒落で可愛さとは程遠いスーパーカブとの出会いによって何もなかった小熊ちゃんの成長と出会いが美しい田舎の日常を少しずつ変えていく描き方に好感が持てます。
物語の持つ不思議な世界観と空気感がどこか青春のノスタルジーに反応して既視感もありますね。
輝く青春や学園生活もいいですが、ひっそりとでも確実に成長する少女の物語にホッとしながら垣間見ているような気になります。
6. ひげを剃る。そして、女子高生を拾う。
コミカライズ版5巻を越えて、アニメ版としての結末まで描くようですね。
たしかに抱えている消せない過去の十字架を考えると、2期のような継続作品には難しいのは頷けます。
終盤は沙優の過去ややはり吉田との別れにも迫る流れなんでしょうね。
純愛は貞操観念を越えられるのか。
それさえ無ければ楽しいラブコメなんですけどね。
7. 恋と呼ぶには気持ち悪い
古さと新しさの同居する不思議な空気感を持つ王道ラブコメ。
恋をする苦しさや楽しさを軽いタッチで描きながら重ねていく物語に心地いいスピード感があり、尚且つお洒落ですね。
以下、私の感想を転載します。
8. 東京リベンジャーズ
少年誌のヤンキー漫画発のアニメ作品。
「ろくでなしブルース」や「クローズ」の時代のヤンキーなら中々アニメ化にマッチしないくらい出涸らし感がありますが、本作はタイムリープとヤンキー漫画を掛け合わせた異色作です。
現在の話よりタイムリープでの過去のヤンキー組織の抗争を中心に、心意気で対峙していく主人公の成長が見せ場かもしれませんね。
ある意味、組織の中で暗躍していく機転や友情も面白く見れるポイントでした。
どこか懐かしい、でも新しい作品です。
9. SSSS.DYNAZENON
怪獣が街を壊す非日常と変わらない学生の物憂げな日常を交錯する不思議な世界観の作品であり、合体ロボット大戦のお約束もあるてんこ盛りのエンターテインメントですね。
主人公たちはもちろん、敵側の怪獣使いにもフィーチャーされていくところが昔のタイムボカン的で、憎めない敵も味方も見てて楽しいのが面白いところかもしれませんね。
10. 聖女の魔力は万能です
異世界転生の後にイケメンに囲まれながらスローライフを満喫する話かと思いきや、結局は聖女の力やその世界の勢力関係なども加わっていく盛りだくさんな展開です。
魔法もイケメンも欲張りながら、ベースの異世界転生のいざこざに立ち戻るストーリーは今後に期待できます。
ちょうどいい力の抜け感と心温まる人々との交流、ホッとしますね。
雑感
「さよなら私のクラマー」や「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」、「ゴジラS.P」、「戦闘員、派遣します」ですらBEST10から漏れるこの強力ラインナップ。
どう考えても豊作の予感ですよ。
「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」も2話以降悪くはないんですけど、色々(3話)批判がありましたね(笑)。
作画云々は私自身はあまり気にならないので触れないで置きます。
※「EX-ARM エックスアーム」に比べれば上出来ですよ(笑)。
加えて、前クールから継続している「蜘蛛ですが、なにか?」も盛り上がってきました。
ただの悠木碧劇場というだけでなく、人間パートと大枠の物語とのリンクに期待しています。
実は「シャドーハウス」は2話で観るのをやめてしまいました。展開的に盛り上がりがなさ過ぎて…。
これは原作ヤングジャンプなんですよね。きっとこれから面白いんだろうなぁ…。
またいつかアーカイブして観るかもしれません。
盛り沢山な2021年4月新作アニメに分割2クールの「憂国のモリアーティ」もありますからね。
名作渋滞ですよね。
「フルーツバスケット」まで手が回らないのでこちらも後で絶対観ます。
以上、私的2021年4月アニメのBEST10でした。
これから大きく変動することはないと思いますが、順調に最終回まで完走して欲しいです。
特に「86-エイティシックス-」は毎話3回ずつ見直してます(笑)。
面白いアニメは何度も観て、もっともっと深堀して制作のこだわりを見つけたくなりますね。
みなさんの観ているお気に入り作品は含まれていましたでしょうか?
自粛自粛の世の中ですが、とりあえずアニメを楽しみましょうよ!