10月アニメが気になる時期になりました。
今回はその中で「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」を紹介します。
ちなみに、
「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」も噂の”なろう系”ラノベ作品からのアニメです。
原作は”月夜涙”、イラストは”れい亜”。コミカライズは作画”皇ハマオ”。
シリーズ累計40万部を突破している人気作です。
(2018年7月投稿から4年でのアニメ化)
※「角川コミックス・エース 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する①~③」から出典しております。
あらすじ
老齢になった名もなき”世界最高の暗殺者”が口封じのために組織から抹殺されたところから物語は始まります。
組織に忠誠を誓い、忠実に命令を果たしてきた結果が
「ただの一片の信用さえもらえなかった!」
それをこうも易々と踏みにじられたことで、
初めて人生に疑問を持ち、
次の人生があれば自分のために生きようと誓ったところで、
無念のうちに現世は終わります。
その後、女神によって死後の世界に招かれた暗殺者は選択を迫られます。
このまま魂を漂白されて別の人間に生まれ変わるか、
知識と経験をそのままに異世界へ転生するか。
もちろん、転生するには目的と条件がありました。
それは勇者を暗殺する依頼でした。
16年後に世界を闇に染める魔王を滅ぼした勇者が、
その力を使って世界を混乱の渦に陥れ、
その2年後に世界は勇者によって崩壊するというもの。
それを避けるために魔王討伐後に勇者を処分する。
なぜなら勇者は戦闘において誰も敵わない特別な存在のため、
真っ向からではなく暗殺のほうが適しているから。
胡散臭い女神の要求を受諾した暗殺者は、
自身で選んだスキルによって生まれながらに恩恵(チート)を得ることで
剣と魔法の世界に転生します。
その転生先こそ、”暗殺貴族トウアハーデ”
彼はルーグ=トウアハーデとして異世界での人生を歩み始めます。
見どころ
5歳になったルーグはトウアハーデ家の暗殺稼業の英才教育されていきます。
それは表向きはこの国の病を治す医術の家系として、
そして裏ではこの国の病を排除するために暗殺が必要だということ。
7歳になったルーグは魔法の家庭教師を依頼します。
そこに現れたのが3歳年上の一人目のヒロイン、
”ディア=ヴィコーネ”
彼女に魔法の手ほどきをしてもらい、啓示を受けたルーグの才能が開花します。
その後はスキルによって魔法の創作を行い、早速ディアを超える才能と魔力量によって対勇者用の新しい魔法の開発と応用を着々と進めるルーグ。
早くもディアはルーグに夢中になります。
勇者暗殺のための助手を求めるルーグは、
森で魔力持ちの少女と出会います。
それが2人目のヒロイン、
”タルト”
トウアハーデ家の使用人として雇うだけではなく、
彼女に教養と助手として暗殺術も会得させます。
その後順調にトウアハーデ家の試練を超えていくルーグは、
最終試験として、身分と名前を変え、世界有数の商会であるバロール商会の不貞息子”イルグ=バロール”として商業都市ムルテウに2年間の修行に出ます。
それは世界を知り、人脈を作り、情報網を用意すること。
そこで助手として引き取った孤児が3人目のヒロイン、
”マーハ”
以上、ディア、タルト、マーハの3人のヒロインが物語を彩ります。
当然ですが、3人がルーグに惚れるハーレム展開も見どころです。
課せられた宿命
バロール商会でのイルグ(ルーグ)は商人としての実績も求められます。
そこで開発した製品こそ、現代では知らない者はいないあのスキンケア用品でした。
(それが何なのかは、あえて伏せておきますね。さて何でしょうか?)
商人として大成功を納めたルーグは2年間の修行を終えてトウアハーデ家に戻りました。
そこに驚くべき依頼が舞い込みます。
それは隣国のスオイゲルの貴族、ヴィコーネ伯爵とその娘ディアの暗殺でした。
父の予想とは裏腹に、ルーグはこの依頼を受けます。
そして幼馴染のディアを救うべく、ヴィコーネ領へ向かいます。
初めての実戦になったルーグは、今まで魔法で合成した様々な武器を使い、守城戦の最中のディアのもとに駆け付けます。
ルーグの圧倒的活躍によって終わるかと思われた守城戦。
しかし意外な人物の襲来で苦戦を強いられます。
そこにいたのは、槍の神器を持つセタンタ=マックネース
魔法で合成した武器による攻撃に効き目がないセタンタに対して、
ルーグは勝ち目のない決闘を受けます。
そこで勝負と見せかけ、やはり暗殺者としての不意打ちを仕掛けます。
それが対勇者用術式グングニルでした。
順調に勇者暗殺のために成長を遂げるルーグに、女神の介入の予感が示されます。
今後女神の思惑が物語を変化させるようです。
勇者との接近~王立騎士学園~
セタンタとの闘いに勝利したルーグは、依頼通りディアの存在を消し去り、ルーグの同い年の妹の身分として隠匿しました。
それは魔力持ちの若者は14歳からアルヴァン王国の王立騎士学園に入学するしきたりがあったため。
ディアもルーグとともに王立騎士学園に入学することになりました。
(使用人枠でタルトも入学します。)
そこには宿命の相手である勇者も入学することが分かりました。
暗殺対象の勇者を知るため、ルーグは殺せるか殺せないかを見極める2年間を決意します。
各国から様々な貴族の若き才能たちが集まる王立騎士学園。
満を持して現れたのが、勇者エポナ=リアンノン。
クラス分けの模擬戦で、王立騎士団長を相手に勇者の力が炸裂します。
勇者との実力差を目の当たりにしたルーグは、もっと強くなることを誓います。
同時に勇者の常軌を逸した力に畏怖する学園もまた、勇者をコントロールするために学友として情に訴える計画をルーグたちに要求します。
勇者との2年間の学園生活で情報収集をするために、勇者の親友になることを約束するルーグ。
Sクラスの歓迎会の中、いよいよ勇者の実力を知るためのルーグと勇者との模擬戦が行われるようです。
〆
この作品のコミカライズ3巻までの印象では、
チート系異世界転生+ハーレム+勇者の秘密がポイントになりそうです。
満を持して登場した勇者の圧倒的力に、これまでのルーグのチート的力すら霞んでしまうくらいの脅威。
どのような経緯で勇者が闇落ちするのか、それとも…。
今後暗躍しそうな女神の存在も不気味ですね。
おそらくですが、10月放送のアニメはコミカライズ3巻を越えて行く思われますが、
最初から2期3期と継続させたい意図すら感じられる本作。
気になる方は是非原作ラノベで今後の展開を先読みしてみてください。
10月からのアニメ楽しみにしています。
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おわりに、
「角川コミックス・エース 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する①~③」から出典しております。
面白かったので、是非読んでほしい作品です。
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