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アメトーーク「漫画好き芸人」のコンセプトの勝ち

アメトーークの漫画好き芸人を観てる。

「ホタルの嫁入り」はずっと気になっていた漫画。

なんとなく内容の方向性が分かり、いつか見てみたいと思った。(忘れなければ)

 

そんなことより、

このアメトーークという番組、いつからか宮迫がいなくなって随分の時間が経った。

そもそも雨上がり決死隊という芸人は宮迫ありきのはず。

実際にMCもボケも全部宮迫が担当していたはず。

それなのに宮迫不在の番組が、しかもアメトーークは雨上がり決死隊ありきの番組コンセプトのはず。

普通なら雨上がり決死隊の解散(解隊)で終了してもおかしくない番組なのに

あれから何年続いているのだろう。。。

 

おそらく、

もうアメトーークって名前である必要は本当はないはず。

なのにこのまま続けているのは、アメトーークという番組の方向性を変えたくないから。

もしも改名したり、放送の時間帯を変えたら、支持を得れない可能性があるから。

同じ時間の同じコンセプトの番組、番組の内容が視聴者の支持を得ているのかもしれない。(実際、違和感なく観れるし)

 

そこで思ってしまった。

 

「じゃあ、この番組は雨上がり決死隊の番組ではなかったのか?」

 

結論から言うと、もはや雨上がり決死隊の番組ではないんだろう。

雨上がり決死隊がMCでスタートとした番組で、途中からコンセプトが勝っている番組なのかもしれない。(多分そう)

 

フォーマットは変えたくない、コンセプトはこのままでいい。

名前や時間帯などの要素はそのままを維持したい。

 

逆にそこを変えてしまうと、フォーマットは維持できてもコンセプトが変わってしまうのかもしれない。

例えば、チョコボールの形や味が重要なのではない、あのチョコボールという名前といつもある安心感がいいのだ。

ちびまる子ちゃんという名前が重要なのではない。いつもあの時間に昭和の子供あるあるを安定的に垂れ流しているコンセプトが支持されているのだ。

 

そう思うと、雨上がり決死隊って。。。

番組のプロデューサーのコンセプトが勝ったのかもしれない。

きっかけなんて何でもいい。

コンセプトが活きればそれで十分なのかもしれない。

 

ドラマも映画も漫画もアニメもそうかもしれない。

観ている層は、入口さえあれば内容がハマれば十分なのかもしれない。

ただし、そのきっかけが一番重要。

何が最初にきっかけになりうるのか。

継続して観ているリゼロもSOLも転スラも、そうかもしれない。

キャラクターデザインが良い訳ではない、何なら進撃の巨人やキングダムなんて作画は微妙かもしれない。

大事なのはコンセプト。

コンセプトやフォーマットがあれば、あとはきっかけ次第。

そういう商品は溢れている。

 

アメトーークを観ながらそんなことを考えていた今日この頃。

番組は始まり、いつかは終わる。

これだけの長寿番組だけれど、名前なんて、演者なんて大したことはない。

コンセプトの重要性を考える今回の漫画好き芸人の回でした。