お久しぶりです。
週末に映画「チェンソーマン レゼ編」観てきました。
今年は春に「ハイキュー!!」、夏に「鬼滅の刃」を観たので
例年になくアニメ映画を観てしまうサイクルになったわけだけど、
それでも劇場まで足を運ぼうと思わせる作品が多かったのかも。
とにかく「鬼滅の刃」のヒット以降は、アニメは円盤(DVD)やコミックスを売るよりも映画で稼ぐという流れが一般的になってきてるので、すっかり深夜アニメがティザー動画化しているようなイメージですよね。
そうそう、「呪術廻戦」の映画の予告なんかも同じMAPPA制作だったかな。これもヒットする予感だけど。
アニメ制作会社も映画化となるとTV放送から選別されているような、大手が手掛けるようになりました。いい作品ができるならしょうがないんでしょうね。

さて、「チェンソーマン」の感想ですが、
まあ正直言って何の教訓や感動も残らない記憶に残らない作品でした。
これはこれで十分なので、変に感動させようとか学びがあるとか印象に残そうと刺激多めや過激になるよりは楽しめた印象かなと。
知っての通り、前半は恋愛パートで後半バトルパートの構成。
もっと言えば、前半は安っぽい恋愛パートの仕込みからの、後半は全部ひっくり返すような超バトル演出で命の重さなんて全くない感じ。
むしろその被害や破壊こそが対比としての狙いなんでしょう。

とにかく、全編で「上田麗奈」。
切なく抜けるような声質と、快楽犯のような異常者役がハマるんですよね。
GRIDMANの新条アカネと被りました。
あとは、イントロとエンドロールの米津玄師かなと。
もはや映画自体が壮大な彼のミュージックビデオといってもいい感じで、
宇多田ヒカルとのコラボの「JANE DOE」は映画関係なく良かったと思いました。
時々宇多田ヒカルって聞きたくなるし、エヴァの映画でも同様ですね。
(でも一曲聞いたらお腹一杯になるので、ストリーミングの時代向きかと)

それでも邦画興行収入70億円突破ですって。(2025年10月27日時点)
(観ておいて何ですけど)一体誰がこんなにこの映画を観てるんだろうか・・・
中学生や高校生はある程度いたけど、そんなヒットするレベルの作品ではないぞ。
これはただのTVアニメの続きをそのまま映画にしただけ。わからないもんです。
でもポップコーン含めて3000円くらいの価値は十分あるので、アニメ版を観たことがある人なら楽しめるんじゃないかな。
くれぐれも何の学びも感動もないので、期待しないように!
でも頭の中をスコーンと昇華されるので空っぽになります。それそれでアリですよ。
深夜アニメを観るつもりで実際の作りもそうなので。
ではまた。

#チェンソーマンレゼ編