10/2(土)から、ついに放送開始しました「ダンまち3期」についてレビューします。
超人気作のため、イントロから1人1人の前回までの説明はないですね。
今回も期待できそうですよ!
danmachi.com
episode:01 竜の少女 -ウィーネー
・イントロダクション
今回の始まりはヘスティア(声:水瀬いのり)の落ち着いたナレーションからです。
あら、珍しい(笑)
「遠い昔、神々が下界に降りる以前から人類が争いを続けてきた絶対悪 モンスター。
人は彼らを許さない 神でさえ彼らを救うことはできない
人とモンスターはけして相いれることはない。」
今期のテーマ”異端児(ゼノス)”は未知の混乱、苦悩と葛藤が物語を占めるために重厚な始まりになりました。
・ベルの思い
19階層、仲間たちとはぐれたベル(声:松岡禎丞)が火柱とともに現れます。
「ヴィーヴル!?」
倒れている血だらけの半獣の少女を見ながら
「モンスターが涙を…」
火を吐く鳥形のモンスターから少女を守り、一撃のもとに倒します。
ヴィーヴルを探す他の冒険者たち、ベルはマントで少女を覆い隠しやり過ごす。
そこにベルを探していたヘスティアファミリアの仲間が集まります。
18階層に戻り説明を求められたベルのマントが取れ、そこにはヴィーヴル(竜女)の少女の姿が…一同身構えます。
「どういうことだ、ベル!」
「離れて下さい、ベル様!」
ベルはうまく説明できないまま、リリがはっきりと言います。
「ベル様、モンスターはモンスターです!人類の敵です!」
ベル、ベル殿、ベル様と続いた後に、言葉を話さないはずのヴィーヴルが一言。
「ベル…?」
「モンスターがしゃべった…冗談だろ…」
19階層でのヴィーヴル保護の状況を説明した上で、ベルは皆に言います。
「この子を助けたい」
リリ(声:内田真礼)に反対されるが、最後はベルの意見が聞き入れられます。
そして、ホームに帰って神様の意見を聞くことになりました。
あんなに一同モンスターを否定した割に最後はベルの意見を聞くあたり、
ベル君愛されてますね。
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・ウラノスの思惑
(ここからウラノスとフェルズの会話のシーン)
「まずいぞ、ウラヌス。
未知を備えるモンスターが冒険者と接触した。まもなくバベルも出る。」
「その冒険者たちは誰だ、フェルズ?」
「ベル・クラネル」
「リトルルーキー、ヘルメスのお気に入りか。」
「どうする?ヘスティアファミリアは良くも悪くも都市の注目を集めすぎている」
「見極めたい、ヘスティアの眷属たちが彼らの希望になりうるか否か」
深まる謎、神々は望んでいる展開なのか…
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・しゃべるモンスター
「なんだって!?しゃ、しゃべるモンスターなんて聞いたことがないぞ!」
ここでようやくヘスティアが登場します。例の紐も健在です(笑)
物語全体がそうですが、ヘスティアという媒体を媒介するベルたち中心の話です。冒頭のナレーションは神という立場で俯瞰した内容かもしれませんね。
ベルがヴィーヴルに名前を付けます。最初は英雄譚の精霊から取ったウィルジーネ、しかし長いし、気取っていると散々… 結局は”ウィーネ”(声:日高里菜)に決まります。
日高里菜さんといえば”盾の勇者の成り上がり”のフィーロ。
また半獣役ですね。
ここでヘスティアが、らしからぬ冷静な指示を出します。
「彼女がモンスターであることは間違いない。情報を集める必要がある。
手分けして聞き込みをしよう。この子のような存在が他にいるのか、
今ダンジョンで何が起こっているのか。それを知りたい!」
冷静なヘスティアも素敵です。が、恰好が相変わらず痴女(笑)
ほとんどの女神が露出狂なので慣れます。慣れって怖い…
命”ミコト”(声:赤﨑千夏)はウィーネが少女のように見えても未だ緊張が解けない模様、ヴェルフ(声:細谷佳正)はギルドで武装したモンスターの話を耳にします。そして貼り紙には剣を持つモンスターの姿が。
「まさかなぁ…」
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酒場ではヘスティアファミリア同様にしゃべるモンスターの情報を探すエルフの姿があり、金(多めの金貨)で主人に尋ねます。
この正体はやはりリリでした。
そしてそこに現れた狸人から情報の提供の代わりに金をせびられます。
「マドル…」
「ありゃ、私の二つ名を知っているのか」
ここでダンジョンでは他の冒険者がいないのに話し声や歌が聞こえてくる話やしゃべるモンスターを探している連中が他にもいることを聞き出します。
その後酒場を後にしたリリはマドルに尾行されていることに気付き、匂い袋で撹乱して逃げます。
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・ヒューマンとモンスター
ホームでは、ベルとウィーネ、春姫の3人で庭でランチでした。人間の食べ物にウィーネは感動!
しかし、戯れる中で長い爪でベルの腕を傷つけてしまいます。(意外にも多量の血が流れます。)
その姿を屋根の方向からオッドアイ(右目が青、左目が黄色)のフクロウが見ていたことにベルは気が付いていました。
ホームでの夕食の際に、ウィーネはミコトの料理のことを素直に褒めます。
ファミリアの女性陣にもなつき、ベルも肩の荷が降りたようです。
(お風呂のシーン)
和風な露天風呂に男、女で分かれて入っています。
ウィーネはなぜベルがいないか分からない。
ここで比較的バストのないリリが一言。
「このファミリアには体つきがいい方が多すぎます!」
(笑)
その後にウィーネが男風呂に乱入。ベルの悲鳴が聞こえます。
女性陣4人が目を見合わせてニンマリ。(言葉なし)
お風呂上がりにヴェルフがウィーネの爪を切り、研いであげます。
それを穿った目で見るリリにウィーネがベルのことが嫌いか尋ねるとなかなか素直に返事をしません。それに対してミコト・ヴェルフ・春姫が素直にベルのことが好きだと言います。リリも最後に顔を真っ赤にして好きだと言います。
ベルも、僕もみんなのことが好きだよ。
しかしリリはまだ警戒しており、
ヴェルフと2人になった暖炉の前で話します。
「 情にほだされてはいけません
誰もがあの子に心を許してしまったらきっと見誤るときが来ます
このままでいられるわけないんです
だってあの子はモンスターなんですから」
リリが冷静なのは心強いですね。
多少の嫉妬も含まれていますが、さすが1期は狡猾に立ち回っていましたもの。
ベルのベッドでウィーネとヘスティアの3人で寝ることに。
改めてベルからウィーネに聞きました。
「ウィーネはどこからきたの、仲間はいなかったの?」
「わからない、気づいたら暗いところに一人でいた。
夢を見るの、ベル達を、人を襲っている夢。
知らない人を引っ掻いて、噛み付いて、バラバラにして、たくさんのものが赤くなる。
怖い夢、夢の中の私はずっと怒ってるんだけど、だんだん寒くなるの。
たくさんの人がベルみたいに、わたしから誰かを守っていて…体が寒くなっていくの。胸に穴が開いたみたいに空っぽになって、あの人たちがすごくキレイに見えて。
あとはいつも一緒、わたしが赤くなって、暗くなっていく。
助けてって泣いても誰も助けてくれない。
とっても怖くて、寂しい夢。」
ベル君を傷つけた爪の感じだとウィーネが過去にモンスターとしてやってきたことの回顧だったのではと思われます。
記憶のあるなしはともかく内容も具体的ですよね。
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・暗躍するヘルメス
ヘルメスが木陰で仲間たちと話します。そこにはマドルの姿も。
「じゃあお前たちはモンスターの密売先を確認したんだな?」
「はい、エルリア貴族の屋敷の下に鎖でつながれてました。」
「ルルネ、しゃべるモンスターについて嗅ぎ回る子供がいたといってたな」
「ああ、見かけないエルフのガキでさぁ、
あとをつけたんだけど、匂い袋で鼻をやられて…」
「依頼主の言うことは絶対だ、俺たちは情報をかき集めるしかない。
まったく、厄介ごとを押し付けてくれたぜウラノス」
貼り紙をみて一言、
「イケロスファミリアか…」
以上が第1回の流れでした。
OP曲は前回同様に井口裕香さんが担当でしたね。
「over and over」です。今回は最後に流れました。
・感想
3期にして初めて重いテーマを扱うことになりそうです。
ただしスタート地点はベルの他者を想う気持ちから。これはいつもと変わらないです。
ヘルメスが何を狙っているのか、ウィーネのような言葉を発するモンスターは他にも存在するのか、謎は深まるばかりでした。HPのキャラクターのページに異端児の箇所がありますので気になる人は見てみてくださいね。
緊張感のある展開の中、やはり癒しはヘスティア。今回もベル君にちょっかいを出します。ウィーネと一緒に何故かベル君のベッドに…(笑)
まだアイズさんやフレイヤさんは出てきませんね。アイズさんの描写はOP曲でありましたが、ベル君に剣を向けてますのでただ事ではないようです。
神々の思惑、人間と異端児の共存と葛藤、今回もオラリオ狭しと躍動しそうですね。
#ダンまち 3期