秋葉界隈で働く人のアニメレビュー

秋葉界隈のサラリーマンの思ったこと

最近の異世界アニメに疲れたワイ・・・「であいもん」に癒される

2022年春アニメが終わりました。

 

話題だったのは「サマータイムレンダ」「SPY FAMILY」でしたね。

文句なしに期待通りの面白さです。

 

ダークホースの「パリピ孔明」は予想通り、

音楽との融合がいい意味で期待を裏切る反響がありました。

本渡楓があんなに歌が上手かったとは。。。発見でしたね。

 

事前の期待値が高かったのが「盾の勇者の成り上がり SEASON2」「カッコウの許嫁」でした。

でもちょっと残念だったかな。

 

そんな中で密かに毎週楽しみしていたのが「であいもん」でした。

なぜこのアニメにこんなに癒されたのか、

特別なイベントも揉め事もない一本調子のストーリーに

何か最近に少なかった安心感があったのでしょうか。

 

 

 

引用:https://deaimon.jp/

 

 

 

1.「であいもん」の見どころ

 

deaimon.jp

 

夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決めた納野和いりのなごむ
しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・雪平一果ゆきひらいつかが、納野家に居候をしながら働いていた。
和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に
冷たい態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。

 

(引用:https://deaimon.jp/story/)

 

 

物語のポイントとなるストーリーは

出所不明の少女”一果”の存在でしょうか。

 

いい意味でこのツンデレ少女を挟むことによって、

主人公の和の人間性(人の良さ)が強調されています。

 

 

引用:https://deaimon.jp/chara/itsuka.html

 

 

物語の中盤で母が登場したり、和を巡る三角関係にも影響します。

役割的には物語のヒロインなんでしょうけど、むしろ和や緑松(和菓子屋)にとっての狂言回しや妖精的な感じです。

 

アニメしか知らないので今後の物語の展開を知らないんですけど、

もしかして5,6年して美少女JKにでもなれば、関係性も変わるんでしょうけど。

(その時は和は35歳くらいなので、それはないのかな。)

なぜなら、物語の随所に登場する元カノの佳乃子さんが待てないですよね。

 

引用:https://deaimon.jp/chara/kanoko.html

 

 

和の過去を一番近くで見てきたこの元カノとの関係性が、

もどかしくもあり、なんかモヤモヤさせてくれる大人のいじらしさを醸し出していますね。

客観的には別れた元カレの実家近くで働くあたりはほぼストーカー級の扱いなんですけど、でもそうじゃないんです。

これは是非物語を重ねて感情を育てて欲しい感じです。

初期設定はぶっ飛んでいても、最終的に応援したくなる、一番しっくりくる大人の女性でした。(彼女の存在が薄まる程、和がぶっ飛んでいるからですね。)

 

和を片思いしているもう一人が美弦ちゃん。

でも残念ながらちょっと荷が重い。

役不足でしたが現役JKのフレッシュさあります。

 

引用:https://deaimon.jp/chara/mitsuru.html

 

京都の和菓子屋「緑松」を舞台に、

親子・ツンデレ・憧憬・出会い(再会)がゆったりとした流れの中で

続いていくハートウォーミングですかね。

 

 

2.いい人しか出てこない人間関係

 

成長や季節感があるので、物語に普遍性はありません。

(サザエさんやドラえもんのような量産性はありません。)

でも京都という地域が持つ、伝統の普遍性は物語全体に流れています。

 

その分、登場人物は限られてしまうのですが、

親も職人さんも元カノも悪い人は出てきません。

 

あえて言うなら、一果の父(最後まで謎の人物)が人でなしかもしれませんが、

いい人しか出てこない安心感は、逆に登場人物の心の機微に集中させられている気分です。

素直さと本心と、なのに不器用な態度がもどかしくもあります。

 

1人だけ無邪気な聖人が和でしょう。

東京でも京都でも変わらないブレないキャラクターで、

主人公あるあるでしょうね。(罪な男)

 

引用:https://deaimon.jp/chara/

 

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3.京都の四季と和菓子

 

「であいもん」は京都の四季と伝統行事に紐づく和菓子の物語。

 

1話は春(初夏)

2話は梅雨時(四葩はアジサイの別名)

3話は夏

4話は夏

5話も夏(おしょらいさん)

6話は秋

7話は秋

8話も秋

9話は冬

10話も冬(お正月)

11話も冬 

12話が春

 

季節を丁寧に描くことによって、

次の季節を待ちわびるようなゆったりとした流れがあります。

同じ夏や秋と言っても、

初夏と盛夏、初秋と晩秋にような微妙な季節感に沿った和菓子が

京都の奥深さや趣を感じさせてくれます。

もちろん、1つ1つの和菓子にも思い出があり、それを求める和菓子屋のお客さんたちにもエピソードがあるところも京都の伝統なんでしょう。

 

ちょっと京都以外の一見さんにとっては

なかなか入り込めない文化圏の冷たさなんかも感じながら

逆に和菓子で季節を知るところが何とも情緒がありますよね。

(このちょっと付き合いにくさや関係性は、府外者の佳乃子によって緩和されています。)

 

これは余談ですが、

関東から京都の大学に行った人のエピソードで、

食べ物屋でアルバイトをしたときに、

京ことばやしきたりを厳しく教えてくれたおばちゃんがいたそうです。

別の日に見かねた別のおばちゃんがあの人厳しすぎるってフォローしてくれたそうなんですが、最後に「でも、あの人元々奈良やろ」って。

京都の人はプライドが高く、何か寄せ付けない敷居の高さがありますよね。

 

 

4.今後の「であいもん」は

 

原作を読んでいないので分かりませんが、

一果の父親のなぞは必ず回収されるでしょう。

和の高校時代の先輩なのかと思いましたが、

一果の母親の年齢や”雪平”という苗字からも先輩ではなさそうですね。

 

あとは、

何といっても佳乃子との関係。

憎み合って別れた理由でもなく、妙齢の女子ということもあり、

早くはっきりさせて欲しいのが筋というもの。

物語が帰結するときに和とくっつくのか、東京に戻るのかが気になるところです。

でも和が聖人すぎて、ちょっと不安ですね。

 

こんな癒し系のアニメは久しぶりでした。

京都という何か特別な伝統のある舞台も

異世界や複雑なラブコメに疲れた昨今のアニメ事情に良かったのかな。

物語的にアニメ2期は厳しそうですが、原作漫画の進行は気になります。

そしてまた心がすさんだ時に何度も見直したい作品でしたよ。

まだ見てない皆さんは是非見て欲しいおすすめアニメです。

 

 

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