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OPカットは神回示唆?!「SSSS.DYNAZENON」10話で判明したガウマの思い残した記憶って、なに?

円谷プロの「電光超人グリッドマン」を原作に、「SSSS.GRIDMAN」の地続きの世界観の合体ロボットアニメ「SSSS.DYNAZENON」

現在10話まで放送されて盛り上がってきましたね。

しかも今回はOP曲なしのスタートでした。これって神回示唆なのか?!

いよいよ怪獣使いの謎が明らかにされてきましたので、ちょっと考えてみました。

 

 

改めて、

怪獣から世界を救う使命感よりも、それぞれのキャラクターのもつ過去や闇のほうが気になる不思議な後味がする作品です。

いったいどこに焦点を当てるべきなのか、どこを切っても面白いほど肩透かしされるこの感じって、なに?

10話は過去を巡るトラウマと向き合う回になりました。 

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/01

 

どこか他人事のように映る感覚は、各話のタイトルからも現れています。

 

01話 怪獣使いって、なに?

02話 戦う理由って、なに?

03話 裏切り者って、なに?

04話 このときめきって、なに?

05話 恋人みたいって、なに?

06話 この切なさって、なに?

07話 集まった意味って、なに?

08話 揺れ動く気持ちって、なに?

09話 重なる気持ちって、なに?

10話 思い残した記憶って、なに?

(11話 果たせぬ願いって、なに?)

 

最後に必ず xxxって、なに? お約束になっています。

これは完全に脚本の長谷川圭一さんの好みなんでしょうね。

SSSS.GRIDMANでも「覚・醒」、「修・復」、「敗・北」のような一定ネーミングのルールがありました。

ただし最終話のみルール破りの「覚醒」でした。

ということはSSSS.DYNAZENONにおいても最終話がこのルールから外れる可能性がありますね。(これは答え合わせ出来るので追記する予定です。)

xxxって、なに?は無自覚な自分たちへの問いと本編での抽象的なアンサーになっている構成のようです。

あくまで明確な答えがないことがポイントなのかもしれません。 

 

そしてDYNAZENONに関わるメインキャラクターはそれぞれ過去に対するトラウマなような思いがあります。

 

麻中蓬・・・母の恋人の存在での居心地の悪さ

南夢芽・・・死んだ姉の謎

山中暦・・・好きな人の誘いからの逃走と後悔

飛鳥川ちせ・・・登校拒否と疎外感

ガウマ・・・5000年前の出来事

(ナイト・・・アカネに捨てられたこと)

 

10話では怪獣ガルニクスの力によって、過去のトラウマの世界に囚われます。

この世界の怪獣は物理的な破壊だけではなく、心理にまで浸食してくる精神攻撃もできるんですね。

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/10

 

 

蓬の思い残した記憶は

 

母親の恋人の発覚によって居場所がなくなったこと。

母親から上条さんの紹介を伝えられ、「あの時断っておけば。。。」と後悔していることがそれなんですね。

怪獣の能力で消される前に怪獣の口の中に飛び込んだこともあり、ダイナソルジャーの導きで最初に囚われた世界から脱出することが出来ました。

さすが主人公!

 

 

 

夢芽の思い残した記憶は

 

姉・香乃の謎の死の真相を知りたいことと寂しさでした。

蓬の介入によって意識を取り戻した夢芽は香乃を救いにあの日の水門に駆け付けます。自殺したと思われた水門で香乃との邂逅で彼女の死は事故だったと悟ります。

その結果本音で語り合い、距離ができた関係の修復と後悔を消化します。

 

 

 

暦の思い残した記憶は

 

中学時代の稲本さんとの出会いと秘密の共有、途中で逃げ出した自分への後悔でした。

今回の記憶では、逃げ出さなかったルートで海岸まで辿り着く流れになり、彼の過去も消化されたものと思われます。

 

 

 

ガウマの思い残した記憶は

 

現在の怪獣優性思想との仲間割れの戦いの場面からでした。

横たわるムジナ、倒れるジュウガ、最後にオニジャが血を吹いて崩れ落ちます。そして怪獣バトルで勝ったガウマも倒れてしまいます。

このシーンで初めてガウマの過去が明らかになります。

5000年前に怪獣優性思想の仲間割れの原因になった国の存在と姫、結局裏切られて毒殺された?こと。

ここで初めて姫と思われる人物のシーンが入りました。

ガウマの心象風景は断片的で謎がまだ明らかにされていませんが、03話でも5000年前の裏切りの理由を問い詰められた際に、会いたい人(姫)がいることは告白していましたし、これで怪獣使いが国の統治に利用され、後に裏切られたことは分かりました。

 

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/09

 

 

 

 

YOUTUBEで限定公開されているボイスドラマ10.01回でも5000年前の怪獣優性思想時代のガウマとオニジャたち仲間のやり取りがありました。

まだガウマが怪獣優生思想にいた頃、国家に貢献したことを評価されメンバーたちは祝杯を上げています。

おそらくこの後に何らかの出来事でガウマは国側に立ち、オニジャたち4人は裏切られて反乱の側に回って仲間割れが起こったようです。

そしてこの祝杯に振舞われた酒に遅効性の毒のようなものが入っており、仲間割れ後に共倒れになったように感じました。(これは私の見解です。)

 

理由としては、怪獣使いは怪獣が敗れたとしても身体的ダメージは一切負わないからです。01話から怪獣はDYNAZENONに負けて消滅していますがあっさり撤収していますよね。

そのことからも怪獣優性思想に等しく毒を盛る機会はここと思われます。

 

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今後は回収されていない怪獣自体の存在の謎の解明が求められます。

 

 

 

04話でシズムはDYNAZENONや蓬たちの情動が怪獣を引き寄せると話していました。

そして08話では蓬が怪獣に対してインスタンス・ドミネーションを発動させています。このことがどのように影響するのか?蓬は怪獣使いなのか?の謎の究明が待たれますね。

(でも、このパターンだと一度は蓬の闇落ちはありそうですよね。)

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/08

 

 

怪獣の出現するこの世界の謎もあります。

なぜ5000年前からその後怪獣が世の中にはびこならなかったのか、5000年の時を経て怪獣と一緒にガウマを含めたかつての怪獣優生思想が蘇ったのか、怪獣の存在自体が謎の中心になりそうであり、怪獣は何かの暗示なのかもしれませんね。

 

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/11

 

同時にGRIDMANから地続きで派出したナイト(アンチ)と二代目(アノシラス)との関係も気になるところです。

彼らもGRIDMANでは怪獣ですからね。

ナイトはDYNAZENONを怪獣がはびこる世界のアンチボディ(抗体)と表現していました。

5000年前の姫からガウマが託された竜のオブジェの秘密はこれからなんでしょう。

(これがDYNAZENONの元になっているはずですからね。) 

 

 

 

この世界の怪獣は唐突に現れ、物理的に破壊やその能力によって街を蹂躙していきます。

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/09

 

これは01話で何者かによってばらまかれたバロックパールによるもののようです。

(バロックパールはGRIDMANでもアカネが怪獣を生み出すときに使っていました。)

 

どこで発芽?するかわからない怪獣の卵のような存在であり、生まれる怪獣の大きさも様々です。

08話の怪獣ザイオーンは最初は幼児程度の可愛らしいものでしたがその後何かのエネルギー(情動?)を得て従来の大きさに成長します。

この巨大化は09話のちせが呼び起こしたゴルドバーンでも同様の傾向がありました。

発生当初鳥程度の大きさでしたが、後にスーツケースに収まる大きさまで拡大し、最終的にはDYNAZENONに匹敵するほどの大きさまで成長します。

(この怪獣はちせ由来のものですので彼女の情動によるものでしょう。)

このバロックパールが怪獣と怪獣使いを現代に蘇らせた理由の1つと考えられます。

では一体誰が黒幕なんでしょうか。

(シズムの落ち着きようが気になりますね。) 

 

 

不思議なのは怪獣に壊された街は怪獣撃退後もそのままになる傾向があります。02話では街が倒壊している様子を見に行く様子もありますね。稲本さんの旦那は今もケガしたままだし、ニュースなったりして怪獣の存在はこの世界では出来事として認知されていますね。

GRIDMANでは消された人間のみ存在がなくなりそれ以外は何事もなかったように元通りになりましたが、DYNAZENONではそうではないようです。(この違いって、なに?)

でももしも怪獣自体がメタの一種であれば、存在自体が最終的に存在しないのかもしれません。 この辺は最終話で分かりそうです。夢落ちはなさそうです。

 

 

 

最後にこの流れで全く関係ないかもしれませんが、界隈では怪獣優性思想のムジナの人気がすごいですね。(私も好きです。)

ちなみに彼女だけ、インスタンス・ドミネーションが横向きなんです。気づいていましたか?

10話は彼女のシーンから始まりました。

 

 

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出典:https://dynazenon.net/story/#/10

 

 

このアニメは合体ロボットものと思わせて、GRIDMAN同様に人間ドラマが主体であり、しかも本筋とは違うメタ系ストーリーや敵キャラクターも気になる面白い作品ですね。

怪獣が暴れ回り実害が出ている世界にありながら想像以上に日常が変わらない不思議な世界観。

ガウマが探す5000年前の姫の存在とは?

 

 

果たしてあと数話ですべての謎が回収できるのかが見どころです。

その重要な意味でも、10話の情報量は過去のトラウマの解放という内容は見逃せない展開でした。

アニメ法則としてOPなしでのいきなりのクレジット背景は神回示唆という傾向があります。そんな意味でも今回は神回って呼べる内容でしたね。

これから最後までますます期待ですね。