2021年4月スタートの新アニメもようやく出揃いましたね。
ここまでの放送で面白かった点や意外性を含め、ランキング形式でまとめました。
今のところの私のBEST10です。よかったら参考にしてください。
まだ3話くらいの放送ですから十分間に合いますよ。
BEST10
1. 86-エイティシックス-
今期スタートアニメの中では圧倒的存在感とシナリオに重厚さがある作品です。
世界観や緊張感のバランスが素晴らしい!
さすが電撃小説大賞作品ですね。
帝国の思惑と86を守る少年たちの絶望感、バトル描写やメカニックも、すべてを魅了するストーリーが1話に詰まっていました。
OP曲のヒトリエの「3分29秒」もハマっています。この作品の世界観にぴったり。
文句なく今期No.1のアニメ作品です。
過去にガンダムやエヴァンゲリオン、コードギアスが好きだった層には間違いなくおすすめです。
2. ましろのおと
津軽三味線x青春グラフィティ。
毎回必ず臨場感ある津軽三味線の演奏がありますし、迫力と疾走感が素晴らしい!
さすがあの吉田兄弟の監修が入っているだけあります。
そして物語の人間模様も面白い。
不器用で厭世的な主人公とどこか希望のあるまわりの人々との交流が見どころです。
今後どのように盛り上げながら津軽三味線を聴かせる流れに持って行くのか注目ですね。
やはりこの作品の音を活かすためにもアニメ化向きの作品だと思っていました。
3. Vivy -Fluorite Eye's Song-
今期ノーマーク作品でしたが、始まりから圧倒される展開でした。
異例の1話2話の連続放送も導入として製作の意欲を感じます。
さすがリゼロの長月達平氏のシナリオだけあって連続放送なのかと思いきや、主人公のディーバ(Vivy)はAIの搭載されたアンドロイド。
リゼロのようなラノベ然とした言葉の多さは全くなく寧ろ口数が少ない意外性も面白い。その分、100年先の未来から来たマツモトがその役割を担っている点はさすがのバランス感覚でした。
未来を救う100年をかけるプログラムのため、何十年単位で断続的に物語が展開されるシナリオも新しさを感じます。
今後期待大の作品です。
4. ひげを剃る。そして、女子高生を拾う。
タイトル通りのギリギリアウトな設定作品でありながら、純愛を描く切ないラブストーリー。
主人公の吉田の不器用だけど誠実なところが物語の救いですね。
ヒロイン沙優の可愛らしいキャラクターデザインと口調に対して、消せない過去が常に反芻させられる、もどかしい、でもどこか希望のある作品にドハマりしてしまいました。
ディープな内容を扱いながらもふんわりしたカットが多く見られ、複雑な心境にさせられるアニメです。
OP曲のDIALOGUE+の「おもいでしりとり」もいいですね。
今後の展開をいち早く知りたい方は以下参考に。
5. スーパーカブ
今期アニメのダークホース的作品です。
日常系アニメのジャンルですが、第1話は削ぎ落された言葉や音から始まる異色な流れがありました。
前時代を象徴するような原付のスーパーカブを中心に、何もなかった女の子の日常がちょっとずつ色付いてくる展開は、ほのぼのの中に変化と成長を感じさせる物語です。この足し算によって今後どのように変わっていくのか注目したいと思います。
以下、興味のある方は参照ください。
6. 恋と呼ぶには気持ち悪い
異世界ファンタジーが多い中、ある意味で普通のラブコメ枠の良作です。
ポイントは意外性ですね。
誰もがうらやむイケメンのほうが、普通の女子高生に一方的片思いをする展開。
このちぐはぐした交流がどこか恋愛の本質を見ているようで楽しくなります。
ストレスなく観れる点もいいですね。
ACECOLLECTIONの歌うOP曲の「モノクロシティ」のシティポップ感もいいですね。
お洒落な感じでトリッキーなラブコメにぴったりです。
7. SSSS.DYNAZENON
SSSS.GRIDMANの後継作品と思いきや、内容的には合体ロボット大戦系のストーリーでした。
ロボット感よりは寧ろに人間模様のほうがメインに扱われているのはグリッドマンを踏襲しています。
今度は4人で連携しながらDYNAZENONを操縦するために4者4様の抱えている物語があり、一人一人に焦点が当てられるんでしょうね。
まず前半Partのストーリーも観やすいこと、お約束のロボット大戦が必ず後半Partにあることも過去のヒーロー作品っぽいシナリオです。
街を破壊するレベルのバトルと力が描かれる中で、どこか日常感を継続しているところが青春のアイロニーでしょうか。
8. 究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
タイトルからしてありきたりなVRMMO作品と思いきや、かなりトリッキーな展開に第1話から魅せられました。
平成初期の攻略本なんてないころのRPGみたいに、変な箇所で躓くとなかなか脱出できない面白さがあります。(たけしの挑戦状的な)
正直言って今後どんな展開になるのか全く想像が出来ない流れに、興味津々です。
とりあえず次回が気になり、毎週観たいと思える面白い作品です。
今期意外性では一番ですね。
9. 聖女の魔力は万能です
異世界スローファンタジーxイケメンという組み合わせの作品。
全くもって奇をてらっていない安心の流れがありながら、ベースは剣と魔法の異世界。
主人公はバトルこそ参加しないでしょうが、もう1人の聖女の秘密やまだ断片的なこの世界の問題はこれから明かされるのでしょう。
主人公を取り巻くイケメンたちのバラエティが増えていくことも予想されます。
今のところ、関わっている俺ガイルの渡航氏のらしさは見られませんが今後は随所に個性が出てくる可能性がありますね。どうするかな。
ホッとできる作品です。
10. さよなら私のクラマー
第1話が始まったときには作画の2D感が気になり、サザエさんやちびまる子ちゃん的な浅さが残念でしたが、やはりメインは女子サッカー漫画発のアニメ。
ようやくまわりのキャラクターと主人公の個性が出てきたあたりから面白さが倍増しました。
高校入学直後から始まっているため、物語をどこまで描けるのか気の遠くなる展開ではあります。
ちなみに、6月公開の映画「さよなら私のクラマー First Touch」は主人公恩田希の中学時代のエピソードみたいですね。
女子サッカーが抱えている環境もテーマになっており、なでしこJapanのW杯優勝以来低迷した女子サッカー界に追い風となる流れが出来ればいいですね。
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番外編
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
今期ラブコメの本命作品でした。
しかし第1話の出来に疑問符が付きましたね。
唐突過ぎる展開と初恋の復讐に至る流れに盛り込みすぎの痛さを感じました。
2話を観る限り、通常のラブコメ作品の流れに落ち着いてきましたが初回の重要性を痛感させられる内容でしたね。
以下参考まで。
「シャドーハウス」、「不滅のあなたへ」の評価は保留しています。
今のところスタートダッシュとしては少し物足りなさはありますが、視聴継続していきたい作品ですね。 (SNSやYoutubeの評価は高いようですけど。)
雑感
今期はアニメのジャンルが様々で、どの層にもハマる作品が揃っています。
でも、緊張感がある作品が意外にすくないためか、「86」や「Vivy」のようなSF系が高評価になりましたね。
そして「ましろのおと」のような迫力の音と描写で魅せる作品はアニメならではと思います。知らなかった津軽三味線の世界に興味が湧きました。
あくまで私の観た中での中間評価のランキングですが、これから視聴する際に参考にしてみれば好みの作品に出会えるかもしれませんよ。
今後の展開でランキングが変わることを楽しみにしたいと思います。